家電忍者

カーボンヒーター Part2


1 :目のつけ所が名無しさん:2008/11/11(火) 21:22:54
スレが無いので立ててみました。

発熱体に電流を流し、熱や赤外線を放射するという
原理は一般的な電気ストーブと共通である。
灯油やガスなどといった燃料を必要とせず、燃焼を伴わないので室内の
空気を汚染しない。しかし伝熱のほとんどを放射によっているため、
空気の温度を上げることには向いていない。
こうした特徴から、部分暖房として用いられるのが
一般的である。

電気ストーブは発熱体として一般的に石英管で被覆した
ニクロム線を用いるが、カーボンヒーターでは不活性ガス中に炭素繊維を封入した石英管が用いられる。
既存のニクロム線発熱体やハロゲンランプを応用した
ハロゲンヒーターと比べて赤外線放射効率が高い。
可視領域へ放出されるエネルギーの割合が多いハロゲンヒーターとは異なり、
カーボンヒーターでは多くのエネルギーが赤外線領域に放出されるからである。
カーボンヒーターから放射される光のスペクトルは遠赤外線領域の2,000nmから4,000nm付近がピークとなっている。
この領域での水の吸収スペクトルは3,000nm付近になだらかなピークがある。
放出される光のスペクトルが水の吸収スペクトルと重なるため、含水率の高い物体を効率よく加熱できる。
このため、暖房器具の熱源として良好な特性を示す。

【前スレ】
カーボンヒーター
http://gimpo.2ch.net/test/read.cgi/kaden/1226406174/
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